4.5級~2級までのおすすめの教材の組み合わせ(準1級から1級はこちら)
「時間内に長文が読み切れない・・・」「単語の意味を覚えられない・・・」 を解決して、最短で英検合格を目指しましょう!
こちらのページでは、3.語彙力アップの近道のページでご紹介した「効率的な単語学習法」を踏まえた、最短で英検合格を目指す方向けの「おすすめの教材」をご紹介します!
目次
- 英検5級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検4級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検3級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検準2級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検2級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検準1級を最短で合格するためのおすすめ教材
- 英検1級を最短で合格するためのおすすめ教材
1.英検5級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:約300~600語
内容: 家族や趣味、スポーツなど身近なことに関するもの。また、基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
「学校(school)」や「図書館(library)」、「郵便局(post office)」といった「身近な建物名」や、「かばん(bag)」や「机(desk)」といった「身近な物」に関する単語、また、「食べる(eat)」、「飲む(drink)」、「読む(read)」といった「基本的な動作」を表す単語が中心となるため、 「イラスト」の多い単語集で楽しく身に付けることがおススメです!
その上で、定期的に「過去問」を使ってアウトプットしてみることで、知識の定着を図ります。
2.英検4級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:約800~1300語程度
内容: 中学校2年生までに習う単語や熟語、定型文が中心。
電話や家庭、学校などの公共施設での場面が多く、友達との会話や道案内、食事など場面に関連した話題が出題されるため、それぞれの「場面」をイメージしながら正確に単語を覚えることがポイントとなります。また、過去形や比較を使った話題も出てくるため、文法についてもある程度過去問の解説を読んで学んでおく必要があります。
その上で、「過去問」を使って覚えた知識をアウトプットしてみることで、知識の定着を図ります。
3. 英検3級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:1,250~2,100語程度 中学英語の教科書で学ぶ単語は1,600~1,800語なので、確実な合格を目指すには中学英語での単語に加え、英検3級で使われる単語を習得する必要があります。
内容:関係代名詞(which, who, thatなど)、比較級・最上級(-er, -est)、現在完了形(have+過去分詞)、接続詞、前置詞などの文法もよく出題されます。
語彙については、繰り返し「単語の音声」を聞いたり、「書いたり」の反復練習(反復学習の重要性と効果についての解説はこちら)をしつつ、実際の過去問を繰り返し解いて問題の形式や文法に慣れていくことが近道です。特に、過去問に出てきた知らなかった単語については、単語集の方にもラインやチェックを入れたりしてどんどん潰していくことで、過去問にも慣れつつ、かつ、語彙も定着させることができます。
4.英検準2級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:2,600語~3,600語程度。英検3級の単語数である1,250~2,500語程度と比較すると約2倍の単語数です。
内容:語学力の指標CEFRではA2程度に相当し、高校中級程度のレベル。過去完了形、未来完了形、仮定法、使役動詞、比較級の応用、動名詞や不定詞の応用などの文法知識も問われます。これらの文法知識は第一部の空所補充問題だけでなく、長文や面接でも出題されるため、しっかり学んでおく必要があります。
語彙については、繰り返し「単語の音声」を聞いたり、「書いたり」の反復練習(反復学習の重要性と効果についての解説はこちら)をしつつ、実際の過去問を繰り返し解いて問題の形式や文法に慣れていくことが近道です。特に、過去問に出てきた知らなかった単語については、単語集の方にもラインやチェックを入れたりしてどんどん潰していくことで、過去問にも慣れつつ、かつ、語彙も定着させることができます。
5.英検2級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:5,000語程度。英検準2級で出題される単語は約3,600語なので、英検2級では新たに約1,400語を覚える必要があります。
内容:高校卒業レベル。過去完了形、未来完了形、仮定法、使役動詞、比較級の応用、動名詞や不定詞に加えて、接続詞thatを用いた構文や分詞構文などの応用の文法知識も問われます。これらの文法知識は第一部の空所補充問題だけでなく、長文や面接でも出題されるため、しっかり学んでおく必要があります。
語彙については、繰り返し「単語の音声」を聞いたり、「書いたり」の反復練習をしつつ、実際の過去問を繰り返し解いて問題の形式や文法に慣れていくことが近道です。特に、過去問に出てきた知らなかった単語については、単語集の方にもラインやチェックを入れたりして、どんどん潰していくことで、過去問にも慣れつつ、かつ、語彙も定着させることができます。
6.英検準1級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:約7,500~9,000語。英検2級で出題される単語数は5,000~6,000語なので、準1級では約3,000語を新たに覚える必要があります。
内容:大学中級程度のレベル。「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」と言われており、全パートに於いて、学術的な内容が中心となり、また、リスニングパートでは、ビジネスで使われるような会話も出題されています。
特に、日常生活では馴染みのない「歴史」や「心理」、「医療」や「環境」、「社会学」などの内容についての長文やリスニング問題が中心となりますが、特に長文問題では、系統の似た問題が多いため、過去問を繰り返し解く習慣が必要です。また、ひとつひとつの文が2級までと比べても長くなるため、「意味のまとまり」として英語を文脈の中やシチュエーションごとに捉えていく練習をする必要性があります。
そこでおススメの勉強法は、
①「文単」の「例文」の音声を1.5~2.0倍のスピードまで徐々に上げていき、音声だけで例文の意味が完全に聞き取れるようになるまで聞き込んでいきます(運転中や食事の時間を含め、隙間時間などに聴く練習をしましょう。最低20周は繰り返すと良いでしょう。読解だけでなく、リスニング力もアップします。)
ー「文単」はカテゴリーごと、パッセジごとに重要単語がぎゅっとまとめられているため、単語同士をリンクしながら、より効率良く覚えることができる
ー時間がない時でも、家事や仕事の合間に音声だけを流しっぱなしにして聞き取り練習をするだけでも耳が慣れていくため、十分な効果を得られる
⇒リスニング問題や長文に耐えられるスタミナや集中力が身に付く
②「パス単」の単語を「音声」を繰り返し聞いたり、「書き覚えノート」に繰り返し書きながら、できるだけ短いスパンで反復学習(反復学習の重要性と効果についての解説はこちら)
⇒大問1を解くスピードが上がる
③最低1~2週間に1度「過去問内の『長文』パート」を解き、過去問内に出てきた知らなかった単語を「パス単」内でマークして潰していく。
※「長文問題」を解く時は、短めの長文は10分、長めのものは15分で必ず「タイマー」をセットし、短時間に精読した上で、正確な答えを導き出すトレーニングをしましょう。
⇒問題の形式に慣れることができる
⇒長文のストーリーと単語をリンクさせることで、より定着を図る
6.英検1級を最短で合格するためのおすすめ教材
語彙数:約10,000~15,000語。 準1級で必要な単語数である約7,500~9,000語と比較すると2倍近い単語を覚える必要があります。
英検1級の単語はレベルが高いため、単語帳を3周したとしても勉強量は足りないと言えます。
内容:大学上級程度のレベル。「大学等の学術機関で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」と言われており、特に、リスニングパートでは、論文の内容を聞いた上で質問に答える問題や、長めのインタビュー問題も出題されています。
特に、日常生活では馴染みのない歴史や心理、医療や環境、社会学などの内容についての長文やリスニング問題が中心となるため、普段から英語でニュースを聴いたり読んだりする習慣も必要です。また、ひとつひとつの文が準1級までと比べても長くなるため、長文の精読などを繰り返し、短時間で重めの文章を的確に読み取る力を身に付ける必要性があります。
そこでおススメの勉強法は、
①「文単」の「例文」の音声を1.5~2.0倍のスピードまで徐々に上げていき、音声だけで例文の意味が完全に聞き取れるようになるまで聞き込んでいきます(運転中や食事の時間を含め、隙間時間などに聴く練習をしましょう。最低20周は繰り返すと良いでしょう。読解だけでなく、リスニング力もアップします。)
ー「文単」はカテゴリーごと、パッセジごとに重要単語がぎゅっとまとめられているため、単語同士をリンクしながら、より効率良く覚えることができる
ー時間がない時でも、家事や仕事の合間に音声だけを流しっぱなしにして聞き取り練習をするだけでも耳が慣れていくため、十分な効果を得られる
⇒リスニング問題や長文に耐えられるスタミナや集中力が身に付く
②「パス単」の単語を「音声」を繰り返し聞いたり、「書き覚えノート」に繰り返し書きながら、できるだけ短いスパンで反復学習(反復学習の重要性と効果についての解説はこちら)
⇒大問1を解くスピードが上がる
③最低1~2週間に1度「過去問内の『長文』パート」を解き、過去問内に出てきた知らなかった単語を「パス単」内でマークして潰していく。
※「長文問題」を解く時は、短めの長文は10分、長めのものは15分で必ず「タイマー」をセットし、短時間で精読し、正確な答えを導き出すトレーニングをしましょう。
⇒問題の形式に慣れることができる
⇒長文のストーリーと単語をリンクさせることで、より定着を図る
④筆者は、「パス単」と「文単」をマスターしても、1級の、特に「大問1」を完璧にするには物足りないように感じました(7割程度は網羅できると思います)。そのため、追加で「究極の英単語 lev.4」についても反復学習しています。
⑤何より、普段から新聞を読んだり、ニュースを聴いたりして難しい単語についても「当たり前」のレベルになるまで習得していく必要があります。「究極の英単語 lev.4」の単語がマスターできた頃には、大体の海外のニュース番組や政治や学術に関する動画もストレスなく聞き取れるようになると思います。