1.独学で英語を習得するために大切なこと
「時間内に長文が読み切れない・・・」「単語の意味を覚えられない・・・」 を回避するための秘策をご紹介していきます!
1.現在の英検やTOEICのおおよそのレベルを把握しよう
まず、語学学習を始めるに当たり、最も重要なことは、「今現在のスコア」を知ることです。
いきなり筆者自身の「失敗談」になりますが、私自身、普段から講師の仕事をしているためか、無意識のうちに自分の英語力を過信しているところがあると思います。そんな中、無勉強で英検1級を受けてみたところ、みごとに撃沈してしまった経験があります💦。
そして、英検の本番が模擬試験のような練習の場になってしまい、事前に決めておいた時間配分も上手くいかず、リスニングのペースも掴めず、更には、ライティングも理由の1つを書き切ることができない・・・といった散々な結果となりました。
やはり己の本当のレベルを知り、「分析」と「対策」をすることは必要です!
さらに、受験後の自分のスコアを見て、気づいたこともありました。
私自身は、「リーディング」が最も得意で、ライティングやリスニングは苦手だと思っていたのですが、結果は「リーディング」がボロボロ。他の得点は7割弱、といった反対の結果でした。
そんな検定結果を踏まえた上で、実は苦手であった「リーディング」の得点率のみ上げることに集中し、こつこつと多読をしたり、語彙力を上げるための対策にきちんと取り組んだことで、ようやく合格に至ることができました。
このことからも、やはり現時点のパートごとのスコアやを知っておくことは必要であると思いますし、私の生徒さんには、対策を立てることができるよう、できるだけ、まずは「今の自分の実力」を「パートごとに」「正確に」把握することを優先してもらうようにしています。
そして、筆者から、これから語学学習を始めたい方へ向けたファーストステップとしておススメしたいのは、英検を受けるよりも前に、CASECと呼ばれる簡単な模擬試験を受けてみることです。
こちらは、英検協会が基礎開発した検定ですが、お値段は1回3500円ほど。 英検やTOEICと違って、実際に会場に赴くことなくオンライン上で受験することができますし、所要時間もたった40分、かつその場ですぐに得点やフィードバックを得ることができます。 さらに、英検級や、TOEICでのスコア換算なども判定してくれます。
そして、CASEC を受けた後の次のステップとしては、
英検の実際の問題(おすすめの教材はこちら)を時間を計って解いてみることをおすすめします。そこで6~7割くらいの得点率なのであれば、まずは、その級での最低でも8割~9割合格を目指すことを目標にしてみましょう!
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